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♪ 第76話 Milhaud, Darius [現代]

♪ Milhaud, Darius (1892~1974 フランス)

♪独断で決めつける有名な曲Best5
1. スカラムーシュ         ★★★
2. 屋根の上の牡牛         ★★★
3. 世界の創造           ★★
4. ブラジルの郷愁         ★★
5. 打楽器と小管弦楽のための協奏曲 ★
(有名度 ★★★★★=誰もが知っているはず ★★★★=メジャー曲 ★★★=準メジャー曲 ★★=知っているとちょっと誇れる ★=知っているとマニア扱いされる)


ミヨーと読みます。念のため。さて、何の曲をいちばん初めに聴いたのかしら。「屋根の上の牛」オーケストラ・バージョンかな。「スカラムーシュ」かな。と、ここまで書いて思い出しましたよ。「打楽器と小管弦楽のための協奏曲」でした。高校生時代、エア・チェックを始めてすぐ、たまたまこの曲がFMでかかって、ヘンテコな感じがしてちょっと気に入ったことを思い出しました。その次が、上に書いた2曲ですね。

そうそう、同じく高校生時代に譜面屋さんに行って、まったく読めなかったことも思い出してきました。ミルハウドって誰? ググってみよう。

"ミルハウド" に一致する日本語のページ 約 19 件中 1 - 10 件目 (0.18 秒)

ああ、仲間、まあまあいますね。仲間にホネッガーとかいるんですよねー。サチエも。

大学生時代までにほかに「世界の創造」くらいは聴いたと思うのですが、あんまり印象は残っていないです。打楽器協奏曲のほかには「屋根牛」がちょっとポップで楽しいかな、くらいの印象のまま大学生時代を過ぎます。

「ブラジルの郷愁」とか「プロヴァンス組曲」「フランス組曲」といったMilhaudの主要作品は、比較的あとになってから聴いた気がします。社会人になってからかもしれません。そのくらい記憶に残っていない・・・。そうねえ、クレーメルの演奏した「シネマ・ファンタジーop.58b」という「屋根の上の牛」をヴァイオリンと管弦楽のために編曲した版が面白かったくらいで、今でもそれほど好きな作曲家というわけではないです。

いい演奏が少ないからなのでは、と思うことがあります。2つ以上の調を同時に演奏する、いわゆる「多調性」がMilhaudのウリなわけですが、音がまぜこぜになりすぎて面白みが十分引き出せていない気がするのです。透明な軽い音色で、耳のいい演奏家がごちゃごちゃにならないように精緻に聴かせれば、もしかしたら面白いのかも、と譜面を見ながら思うことがあります。その意味ではギーレンの演奏がちょっとよかった。

ああそうか、少ない数の異なる種類の楽器のために書かれた室内楽曲は、Milhaudらしさが出やすいのかもしれませんね。弦楽四重奏曲とかじゃなくて、ピアノ独奏でもなくて、管楽器とピアノのソナタとかね。でも、あんまり印象に残ってないや。

ということで、今でも、クラビノーヴァでたまに「スカラムーシュ」を弾いて遊ぶくらいの作曲家としての位置づけでしかなかったりします。



笹崎の好きな曲Best5
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

1. スカラムーシュ           クラビノーヴァで合わせて遊ぶには楽しい
2. 屋根の上の牡牛           クレーメルの演奏が好き。でも、楽曲構成的に長すぎないか
3. 打楽器と小管弦楽のための協奏曲   へんてこさがすてき
4. 世界の創造             音の分離次第では面白みが出てくるのですが
5. オーボエとピアノのためのソナティナ こういう楽器編成がMilhaud本来の良さが出やすいのかも

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

突然好きになる日は来るのだろうか。


タグ:ミヨー milhaud
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