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♪ 第85話 Orff, Carl [現代]

♪ Orff, Carl (1895~1982 ドイツ)

♪独断で決めつける有名な曲Best5
1. 世俗の賛歌「カルミナ・ブラーナ」     ★★★
2. 劇的演技「カトゥーリ・カルミナ」     ★
3. 劇的コンチェルト「アフロディーテの勝利」 ★
4. 該当なし
5. 該当なし
(有名度 ★★★★★=誰もが知っているはず ★★★★=メジャー曲 ★★★=準メジャー曲 ★★=知っているとちょっと誇れる ★=知っているとマニア扱いされる)

カルミナに始まりカルミナに尽きる感のあるOrff。笹崎が「カルミナ・ブラーナ」を初めて聴いたのは、これまた上野文化会館の音楽資料室。高校2年のときだったかな、3年のときだったかな。あまりの単刀直入さに、「なんだかな~」と思ったことを覚えています。

それ以降も正直あまり興味を持てず、新たに聴いてみる曲数もスローペースで推移。結局、その傾向は今まで変わることなく現在に至っています。

わかりやすく野蛮なリズム、単純な旋律と和声、18禁な歌詞、わんさか入る打楽器などなど、ウケる理由はだいたい想像がつきます。ですが、何でだろうなあ。嫌いというほどではないけれど、自分にはあまり興味が持てないのです。

ということで、Orffで興味があるのは、曲そのものよりも「空耳」関係(笑)。


笹崎の好きな曲Best5
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

1. 世俗の賛歌「カルミナ・ブラーナ」 第21・24曲あたりは嫌いではないのですが
2. すみません・・・
3. すみません・・・
4. すみません・・・
5. すみません・・・

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

いや、音源はそれなりにあるんですよ。オペラとか、ほかの大規模声楽作品とか。

次回は、PaganiniとPaertの予定。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
★                        ★
★         今月の肯定          ★
★                        ★
★  「きれいなお姉さんは好きですか」のCMに、 ★
★  「はい」と心の中でつぶやいてしまう     ★
★                        ★
★                        ★
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

世の中の男性のほとんどはきっと同じ脊髄反射をするのだろう。違うとは言わせない。


では、また。


タグ:オルフ orff
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♪ 第84話 Ohana, Maurice [現代]

♪ Ohana, Maurice (1914~1992 フランス)

♪独断で決めつける有名な曲Best5
1. 10弦ギターのための「ティエント」   ★
2. チェンバロのための「ワンバ」「コンガ」 ★
3. チェンバロのための「そう、タンゴ」   ★
4. 該当なし
5. 該当なし
(有名度 ★★★★★=誰もが知っているはず ★★★★=メジャー曲 ★★★=準メジャー曲 ★★=知っているとちょっと誇れる ★=知っているとマニア扱いされる)

有名な曲、やっぱり無理やり挙げた感がありますかね。ほんとうは該当なしかも。

さて、スペインの現代作曲家、Maurice Ohana。カサブランカ生まれ、スペイン人とイギリス人の混血だそうです。モーリス・オアナと読みます。モーリスであって、ユーイチではありません、業界の皆様。

初めてのOhana体験は、エアチェック。高校か大学のときに「3つのグラフィック」を聴いた記録があります。ギター協奏曲ですが、全然覚えていないぞ。

社会人になってから、10弦ギターのための作品やチェンバロ作品、チターを含んだ作品など、さまざまな出合いがありました。

とくにチターやチェンバロなど撥弦楽器・鍵盤楽器を使った色彩的な作品が面白いですね。とくにチターの微分音はくらくらきます。微分音のくせに不思議と不協和な感じがしないし(でも軽い脳内パニックが起きて楽しい)。ギターの使い方も面白いです。1
0弦ギターって、普通、下の4本の弦は共鳴させるだけなんですが、この作曲家の作品の場合は全部弾くのですね。その音がまた妖しすぎ。

金属打楽器の使い方や色彩感の出し方をはじめ、僕がオーケストレーションを参考にした作曲家の1人であります。この透明な妖しさは、ほかの作曲家にはない特徴ですな。


笹崎の好きな曲Best5
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

1. クロード・ドビュッシーのトンボー    ソプラノ、ピアノ、チターと室内オーケストラのための。チターがのっけから強烈な微分音でくらくら
2. ミサ曲                 金属系打楽器と合唱の独特な響きが素敵。ソプラノとメゾソプラノが微分音でゆっくり近づくところなど妖しさ満点
3. サイン                 編成はフルート、ピアノ、チター、4人の打楽器奏者。チターの妖しい音程がたまらない
4. 10弦ギターのための「朝日が昇ったら」 10弦ギターの妖しさといったら
5. チェンバロのための「コンガ」      チェンバロ曲の中では個人的にこれがいちばん好きかな

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どれを順番上にするかなんて、この作曲家の場合意味がなさそうです。個々の作品というよりも作曲家が好きなんだろうな。
上記に出てきた作品のほかにも、2台のピアノ・4人の打楽器奏者と管弦楽のための「シナクシス」、クラヴサン・オーボエとホルンのための三重奏曲「聖なるイルクス」、10弦ギターのための「月時計」、チェンバロのための「夜と昼の全時祷のための鐘」をお薦めしておきましょう。


タグ:オアナ ohana
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